豊田社長は、今回の事態に関し「危機的状況」との認識を示した。その上で「多くの方に車の魅力を伝えていくべきわれわれが、逆に多くの方にご心配をお掛けすることになり残念でならない」と述べた。
ただ、プリウスに関しては「できる限り早く対応するよう社内に指示している」と述べただけ。同席した佐々木真一副社長も「どのような処置をするのがベストなのかを精査しているところ。結論が出次第、お伝えしたい」と具体的な方策は示さなかった。
トヨタの対応を注視する海外メディアの記者からは「もっと早く対応すべきだったのではないか」との質問も出たが、英語での回答を求められた豊田社長の回答は「ベストを尽くします」とちぐはぐ。明確なメッセージが海外に伝わったとは言えそうにない。
会見で示された具体策は、社外の専門家から品質管理を評価してもらう仕組みの導入などに限られ、関係者の間では、会見は逆効果だったとの見方も出ていた。
・ 政権運営通じ信頼回復=鳩山首相(時事通信)
・ 運転の男が逃走指示か=同乗者供述、名古屋ひき逃げ−愛知県警(時事通信)
・ <子泣き相撲>幽霊も鬼も退散 長崎・平戸の最教寺(毎日新聞)
・ 元従業員の女、再逮捕へ=電器店経営者殺害容疑−鳥取連続不審死・県警(時事通信)
・ <住民投票法案>策定へ 条例を自治体に義務付け(毎日新聞)